北鎌倉・花咲く寺社巡り(2) 浄智寺・東慶寺・円覚寺
前回の続き。
近くのお蕎麦屋さんで軽い昼食を済ませてから次の目的地に向かいました。
(ところで、ネットで日記っぽい文章を書くようになってから10年は経ちますが、連載形式にすると1回目で満足してしまって続きを書くモチベーションが下がる悪癖がなかなか直りません……)
浄智寺(じょうちじ)
鎌倉五山の第四位。特に混雑もなく、この日回った中では最も静寂を感じたお寺。
鎌倉七福神の布袋さんのお腹、撫でてきました。
お腹といえば、この時はトイレに行きたくて、そわそわしながら歩き回ってましたね……。(特に書かなくてもよかったかっこ悪い余談パート2)
↑花びらの形がかわいい。
東慶寺(とうけいじ)
浄智寺からは、北鎌倉駅のほうに向かって2分ほど歩いたところに入り口があります。
門前の階段を上ろうとしていた時、急に何かが飛んできたような気配を感じてびっくり。
その正体は、木から転げ落ちてきた梅の実。明月院では虫が飛んできたし、なんだかいろいろ飛んできた日でした……。
↑犯人はウメ。
さまざまな植物が目を楽しませてくれますが、特に珍しかったのが、境内の奥の崖に群生するイワタバコ。独特の雰囲気を醸していました。
東慶寺の見どころについては、以下の記事が読みやすくておすすめです。
晴れても降っても楽しめる花々 東慶寺|楽しい鎌倉
あと公式サイトも力入ってます。花をお目当てに行くなら花だよりは必見かも。
北鎌倉 松岡山東慶寺
円覚寺(えんがくじ)
北鎌倉駅から明月院に向かう道すがらにあり、気になっていたので最後に寄っていきました。
鎌倉五山の第二位であり、臨済宗・円覚寺派の本山。広大で造りも立派。
(バッテリーが切れかけていて撮影枚数をぐっと抑えたので、写真がとても無難。)
国宝の鐘に興味を引かれて案内板を辿ると、そこにはいかにも先が長そうな石段が。思い切って挑みました。
で、まあその、普通っちゃ普通……。1301年に鋳造された鐘だそうです。
同じ高台に祀られている弁財天は江ノ島と繋がりのあるものだそうで、それにも興味を引かれたから、まあ、登った甲斐はあったかな。
後から上ってきた人は全員ぜえぜえ言ってました。
臨済宗大本山 円覚寺
国宝「洪鐘」と「弁天堂」~鎌倉:円覚寺~
なお、後で知ったことですが、今回訪れた4つのお寺、いずれも北条氏が何かしら建立に関わっています。鎌倉時代における北条氏の勢力の強さが伺い知れます。
と、知った風なことを書いて締めくくる。
こんどはどこへ行こうかな。