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東通り自由帳

暮らしと娯楽のハイライト。

眠れぬ夜が明けるまで

写真 随想

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物心ついた頃にはとっくに夜型人間で眠れない日も多かった。布団の中で退屈しのぎに空想などを巡らせながら、豆電球に照らされた室内の光景がくり返し目に入ってくるのを見るともなく見て、アナログ時計が昼間よりも大きな音でカチコチ動くのを聞くともなく聞いていた。
独りきりの、誰にも干渉されない、しかし自由とも言えない独特なひととき。

今や眠くなるまで退屈せずに済む時代になったけれど、夜の時間にはやっぱりどこか特別な一面があるのだ。幼い頃にも見ていた暗いオレンジ色の光景を、今夜は戯れにデジカメで切り取ってみる。F1.8の単焦点レンズは、夜目に映る頼りない光をもしっかり捕らえてくれる。
眠りに落ちる前に残しておこう、こんな時間があったのだと。

そうやって大人気なく玩具遊びをしていたら、カーテンの隙間から届いた朝の光に終わりを告げられたのだった。


暗い室内の写真で、メンタル面で心配されるかなーと思って短編を添えてみましたが、もしかして逆効果ですかね……w