八重のひまわり~Nikon 1レンズ修理日誌
Nikon 1の標準レンズを初めて修理に出したので、その顛末を日記形式で書き留めておきます。今回は写真のほうはおまけ程度です……。
8月12日
追分市民の森にて、中心近くまで花びらが詰まった東北八重ひまわりを撮影。
この時は雲行きが怪しく、青空をバックにできなくて残念。
(ちなみにこの後、汗を流しにスーパー銭湯に行ったら、激しい雷雨になって露天風呂が閉鎖、屋内風呂では停電に遭った……なんて日だ……)
8月13日
ひまわりの撮影中、電源ボタンを何度も押さないとカメラの電源が入らなかったことを思い出して、室内でカメラをいじってみた。
電源ボタンを押しても画面が真っ暗なままランプが点滅するだけだったり、あるいはレンズ側から「カタカタカタ」と異音がしたあと液晶画面に「レンズの動作不良です。サービス機関にお問い合わせください。」とエラーメッセージが出たりで、なかなか正常に立ち上がらず。
エラーメッセージは以前からたまーに出ていて「接触不良かな?」と軽く考えていたけど、今回は明らかに悪い状態になってる。
修理に出したほうがよさそう。めんどくさいけど……。
8月○×日
検索したら、同じパターンの異常と修理について書かれたブログが数件ヒット。よくある壊れ方なのかな。
ヒットしたページの内容を総合すると、
- 今回のケースで異常が起きているのはレンズ側だけで、本体は異常なし
- ニコンの修理はたまに新しいトラブルを抱えて戻ってくることがあるので、送るものは最低限にすべし
という感じ。
試しに望遠レンズに付け替えると問題なくて、普段使いの10-30mmだけが異常な様子。そこで、本体は手元に残してこのレンズ1本だけを修理に出すことにした。
だから一応、修理中も撮影はできるわけだけど、望遠1本じゃ散歩ならともかく、観光には使えまいなあ。
8月16日
ニコンのピックアップサービスをwebから申し込む。
レンズの保証書には10桁の製造番号が記されているのに、なぜか入力フォームに入る製造番号は8桁まで。
困った末に、とりあえず本体の製造番号を入れて申し込み完了。念のため保証書は本体の分も送ろう。
8月20日
集荷に来たヤマトのドライバーさんにレンズと保証書を手渡す(梱包も行ってくれるサービスなので)。
ずっと大事に使っているレンズをひとさまに渡す不安……。どうか無事に帰っておいで。
8月21日
鶴見区の修理センターに到着したのを追跡番号から確認。
夕方、ヤマトから「宅急便お届けのお知らせ」メールが。
えっ、もう帰ってくるの!
早すぎて余計に心配……何か不備があって送り返されてくるんだったらやだな……と思っていたら、1時間後くらいに今度はニコンから修理完了のメールが来た。
詳細はまだ分からない。とにかく明日受け取るしか。
8月22日
戻ってきたレンズは箱の中で緩衝材のベッドにがっちり包まれていて、その姿を見てちょっと安心。
おそるおそる納品書を確認すると、そこには“レンズ作動不具合のため鏡筒部を交換いたしました。”との記述。
ああ、ブログで見た通りのやつだ、ちゃんと修理されて戻ってきたんだ!
さっそく外観や動作もチェック、ひとまず問題なさそう。よかった。
ちなみに、製造番号入りきらない問題に関しては、頭の2桁を無視して入力するのが正解だったらしい。いやわかんないって……。
というわけで。
たまたま修理センターが市内だったこともあり、集荷からわずか2日でのスピード解決でした。修理の速さには驚かされます。
メーカー保証期間内だったので、修理費は無料。ビックカメラの5年保証もあるから、今後もし同じ故障が起きても、修理費の心配はしなくてよさそうです。
ただ、できればトラブルに備えて普段使いできるレンズをもう1本持っておきたいなあ……と、新たに芽生えた物欲が心を悩ませています( ̄▽ ̄;)